スワップポイントの天敵はインフレ

9月 26th, 2015

外国通貨を利用した投資の方法の一つとして、スワップポイントというものがあります。これは自国の通貨で他国の通貨を購入し、その通貨として保有し続ける事によって利益を上げるという方法です。金利が高い通貨を購入して長期間保有しておけば、その分だけ利益が上がる、ということになります。ただし、このスワップポイントを利用した投資においては注意しなければならないリスクも存在しています。

そのリスクというのが「インフレ」です。そもそも金利が高い通貨というのがどのような意味を持っているのかというと、それだけその国におけるインフレが進んでいるということでもあります。インフレが進む、つまり物価が上昇するということは、相対的に通貨の価値が落ちていっているということです。日本においても戦前と戦後では大きく通貨の価値が代わりました。今ではジュース一本買えない100円という金額が、公務員の月給よりも高い時代があったことを考えると明白です。

そのため、スワップポイントを利用して利益を得ようとしているにも関わらず、当該国のインフレ状況に無頓着でいると、金利以上に価値低下が起こっていて結局利益どころか損益が発生してしまう可能性があります。

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