FX取引、高金利通貨からスワップポイントを得る

7月 11th, 2016

FX取引という名前を聞いたことが無い人は今ではほとんどいないと思います。
インターネット上にはたくさんの広告が出ていますし、書店に行けば今度はたくさんの解説本がならんでいます。

FXというのは「Foreign eXchange」の略で通常は外国為替それ自体を表します。
そうなのですが、現在日本で「FX」と言ったときはデリバティブ商品である「CFD」のうち外国為替を取引対象にした取引契約です。
デリバティブ商品ですので外国通貨の現物を売買するわけではありません。
外国通貨の交換レートを売買しているようなものでしょうか。

FX取引はCFDであって、証拠金取引であるということです。
「証拠金取引」というのは一定額の証拠金を担保として拠出することで、その数倍から数十倍の金額で取引を行える取引契約です。
つまるところ、比較的少額の元手があれば、場合によっては、その数十倍の金額の資金の運用が可能になるということ。
この為、一般の個人投資家にも人気があるようです。

CFDであるFX取引では通貨を取引した金額が受払されるのではありません。
買った額と売った額の差額が受払の対象になります。
この為CFD(差金決済契約)と呼ばれています。
差金決済契約であるFX取引の利益の出し方は特定の通貨を安く買って、これを売った時の交換レートの差額です。

FX取引の収益の中心は通貨間の交換レートの変動による差額です。
しかしFX取引では通貨を発行する国の利率で金利を受け取ることができます。
売る側の国の金利は支払わなければならないので、結局受払する額は二つの通貨の金利差の額です。

そして差額のことをスワップあるいはスワップポイントなどと言います。
高金利通貨の買いポジションを取り、そのまま営業日を繰り越します。
こんな繰り越しのことをロールオーバーと言います。
ロールオーバーを行った場合、ロールオーバーを行った日にち分だけ二つの通貨の金利差を受け取ることができます。
そしてスワップポイントがある為、FX取引では例えばトルコリラのような高金利通貨が注目を浴びます。

スワップポイントを利用した投資

9月 28th, 2015

FXでの投資は「投機」と呼ばれる方式で行われることも少なく有りません。これは機会に投資するという意味であり、長い間所有していることによって利益を挙げるという方法ではなく、短い期間に売買を繰り返すことによって利益を拡大していくという方法です。新興国のように通貨価値がまだ安定していない、変動が激しい通貨によって行われることが多い形式で、短期間で大きな利益を得ることが出来る可能性がある反面で失敗した場合のリスクが大きいというデメリットを抱えています。

こういった方法については、「トルコリラfx.net」にも詳しく紹介されています。

投機の方法については特に「スワップは金利と連動する」というページをご覧になって頂くと良いでしょう。前述のような方法は「スワップポイント」という投資方法となります。スワップポイントとうのは金利差調整分のことを指しており、低金利の通貨と高金利の通貨の金利差を利用して利益を挙げる、という方法です。

日本円が0.1%という金利であるのに対して、トルコリラは7.5%という政策金利を設定しているため、スワップポイントによる利益を上げやすいという特徴があります。大きなポジションを確保すると、より大きな利益になります。

資源国通貨について知ろう

9月 26th, 2015

投資を行う場合、金利と経済の仕組みについて詳しく知っておくことが大きな武器となります。金利というのは国によって設定されているものであると同時に、経済状況によって自由に上下するものでもあります。基本的にインフレ傾向がある時には金利は高くなり、デフレ傾向がある時には低くなるような仕組みとなっています。(金利を高くするとお金を借りにくくなり、物価の高騰を制限できます。逆に金利を低くするとお金を借りやすくなり、流通を促して経済を上向きにすることが出来るわけです)

もう一つ経済と通貨の関係として知っておきたいのが「資源国通貨」というものです。資源国通貨というのはその名前の通り、資源を輸出することによって利益を得ている国の通貨のことを言います。例えば代表的なものとしてオーストラリアドルや、南アフリカランドなどがあります。前者は鉄鉱石や石炭、ボーキサイトなどの幅広い資源を輸出して利益を得ており、後者は宝石類によって利益を得ています。

こういった資源国通貨というのは、当該の資源の市場価格によって大きく影響を受けることになります。反面でインフレによる影響を受けにくいため、インフレ時でも買われやすいという特徴を持ちます。

スワップポイントの天敵はインフレ

9月 26th, 2015

外国通貨を利用した投資の方法の一つとして、スワップポイントというものがあります。これは自国の通貨で他国の通貨を購入し、その通貨として保有し続ける事によって利益を上げるという方法です。金利が高い通貨を購入して長期間保有しておけば、その分だけ利益が上がる、ということになります。ただし、このスワップポイントを利用した投資においては注意しなければならないリスクも存在しています。

そのリスクというのが「インフレ」です。そもそも金利が高い通貨というのがどのような意味を持っているのかというと、それだけその国におけるインフレが進んでいるということでもあります。インフレが進む、つまり物価が上昇するということは、相対的に通貨の価値が落ちていっているということです。日本においても戦前と戦後では大きく通貨の価値が代わりました。今ではジュース一本買えない100円という金額が、公務員の月給よりも高い時代があったことを考えると明白です。

そのため、スワップポイントを利用して利益を得ようとしているにも関わらず、当該国のインフレ状況に無頓着でいると、金利以上に価値低下が起こっていて結局利益どころか損益が発生してしまう可能性があります。

インフレ・デフレと金利の傾向

9月 18th, 2015

金利というのは自由に上下するものであると同時に、政治の機能によって制御されるものでもあります。では、日本の場合どのような仕組みで金利が上下するようになっているのでしょうか。日本の金利を概ね決定しているのは「日本銀行」です。日本銀行は日本の中央銀行であり、各銀行に対してお金を貸し付けるという役割を持っています。同時に通貨の発行を行っている銀行でもあり、貨幣を見てみると「日本銀行券」と書かれていることからも分かるでしょう。

中央銀行は各銀行に対してお金の貸付を行う際に、政治の方針に従って金利を設定します。これによって景気を制御するための手段としているわけです。では、どのような時に金利が高くなり、どのような時に低くなるのでしょうか。

基本的に金利が高くなる時というのは「インフレ傾向」がある時です。物価が上昇している、すなわち通貨の価値が上がっている状態であるため、あまり多くのお金が出回ることは喜ばしくありません。過剰なインフレになってしまうためです。そのため、お金を借りにくくするために金利を高く設定します。

逆に金利が安くなるのは「デフレ傾向」がある時です。出回るお金を増やすためにお金を借りやすくするわけです。

スワップポイント投資とは

9月 15th, 2015

通貨にはそれぞれ、政策金利というものが設定されています。これはその通貨を保有しているだけで発生する金利のことで、金利が高い国の通貨を保有していればそれだけで利益が発生することになります。そんな政策金利が通貨によって違っていることを利用して行うのが「スワップポイント」という投資方法です。

この方法は「通貨金利の低い通貨」に売り注文を入れ、「通貨金利の高い通貨」を買い注文を入れることによって行われます。これにより、両者の通貨金利の違いの差額分だけの利益を得ることが出来るわけです。ちなみに日本における通貨金利は0.5%程と非常に低く設定されています。これに対してアメリカでは2.0%、ユーロでは4.0%、オーストラリアドルでは7.25%というような金利が設定されています。

ただし、このスワップポイントはノーリスクで行える投資というわけではありません。金利が高い国の通貨というのは要するに経済成長しているという証であり、そのままその通貨として保有しているとインフレーションによって利益が相殺されてしまうことになります。結局手数料分で損をする、ということにもつながるため、当該国の通貨状況をよく観察して選ぶ必要があります。